染料のおはなし

造花作るにあたって染色作業がキモです。
あっ一般には公表してなかったですが当工房は雛人形用の造花も作っているのですよ、コッソリと。

花作りに必要な色は赤、ピンク、緑、黄緑、が主で後は濃淡と配色のバランスでホボホボ出来上がります。
たかが4色ですが湿度と温度と染め時間で色の深みが変わり同じ原料でも全く違う色の出来上がりとなります。

その辺の事は置いといて、
今回は"染料の三原色"を私の経験からお話しします。
※理科的な化学反応の話でなく、あくまで実体験の中からの話ですよ。
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では、ピンク色はどうやって作りますか?

赤に白を足す。

絵の具ならば正解。
では、染料は

ローダミンって原料を極めて薄く水で解く。
といわゆるピンク色になります。
ローダミンを濃く溶かすと赤紫なのです。

赤紫(濃)>ピンク(薄)


次に赤色は

スカーレットを薄めれば完成です。
図で言うと↓

真紅(濃)>赤>ピンク(薄)

ピンク!!!
じゃあ、ローダミンもスカーレットも同じじゃん!!!

違います。
ローダミンだと微妙に青みの掛かったピンクで、
スカーレットだと微妙に赤みの掛かったピンクなのです!
更に発色が良いのはローダミンで
落ち着い感じならスカーレットでピンクを表現します。

多分一般の人はわかりません。
20年強染色やっている私が今まで出会った人形業界人でさえパッと見て見分けた人いないので。


では、黄緑、緑はと言うとこれはこれで複雑な話になるので今回はこの辺で。
要は"色の三原色"
とは微妙に違うよって事です。








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by umakan1 | 2017-09-09 10:10 | その他

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