時間をかけて手間かけて

馬甲(ばこう)飾りとは、

安土桃山時代に主に対敵の威嚇と権力の象徴として用いられた戦時中の馬飾りです。

馬甲の資料も実物も残っており、それを飾り馬人形にも再現し販売しています。

f0247860_09291944.jpg



飾り馬と言えば一般的に飾り房や飾り紐で装飾し賑やかに、まぁ祭り事みたいなのが知れ渡っているので初節句のお飾りとして躊躇う方々も無きにしもあらず。


ですが、昨今の五月節句において武将兜と呼ばれる、伊達政宗や徳川家康などの実践重視の武具で見た目渋い鎧兜が多くの専門店で販売されており、そう言った戦国モノと一緒にお飾りしたいとの要望で細々と商品展開しています。


馬甲の大きな特徴は馬面(馬のお面)と馬甲(馬鎧)となり、その鎧は「革」となります。



馬を革鎧で覆う為には馬より大きな動物の革となるのですが大型動物がそうそう居る筈もなく実際の馬鎧は約30センチ角の牛革を縫いつないで覆っているのです。


っとここまでが馬甲飾りの概要で、ここから革加工製作工程をちょっとだけお披露目です。

作者(私)としては質感を大切にしたいので本革を使用です。


f0247860_08581098.jpg
刻印で模様付け。
叩く叩く叩く、、、模様が解るように渾身の一撃を何回も繰り返す。
途中手が痺れてきますがなりふり構わず叩く。


f0247860_09194696.jpg
フチを加工。
今回は渋く黒革に黒。

f0247860_09195025.jpg
各所に穴あけと紐通し。

とすんなり出来上がってそうですが、実は要所要所に乾燥時間をかけてますから写真の工程だけで一日以上かけてます。

完成まであとしばらく。




[PR]
by umakan1 | 2018-04-24 08:30 | 飾り馬人形

うまかん工房コレクション集


by umakan1